ものなんですね。
その為には常識を疑ったり、視点を変えてみる必要が
あります。
今、外食産業が新たな市場として’朝食’に力を
注いでいるようです。
マクドナルドや牛丼チェーン店が低価格で顧客満足度の高い
商品を相次いで投入しています。
それは、家で朝食を摂らない人が増えているからです。
朝食を摂らないという人もいますが、自宅で朝食を
摂らない人は学校や会社で朝食を摂ります。
彼らが何を食べているのかと言えば、コンビニ食です。
コンビニでおにぎりやサンドウィッチそれに缶飲料を購入
しています。
そう、このコンビニ業界がほぼ独占状態にある朝食市場に
外食産業が参入しているのです。
すき家は漬物が付いた卵かけ朝食を200円と言う驚きの
価格で提供しています。
学生には大変な好評を得ているようです。
私なんかは朝食は家で摂るもの、と思っていたんだけど、
時代は大きく変わっているんですね。
それが良いのか悪いのかは別としてニーズがあるから
市場が作られていくんですね。
そのニーズは必ずしも顕在化したものではありません。
潜在的ニーズをいかにして掘り起こす事ができるのか?
その為には日々の生活の中で常識となっている事に疑問を
持つ事が大切なんですね。
『不便だけどこれが当たり前』だと思っている事の中に
新たな市場の種が埋まっているわけです。